トイレ事情一変!オアシス出現、携帯ウォシュレット
ສະບາຍດີ!(さばいでぃー!;ラオ語でこんにちは!)
Cafe & Bar ສະບາຍດີ店主です。
11月も間もなく終わろうとしています。年末年始の旅行の予定を立てていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
今日は、店主が海外の旅のお供に必ず連れて行くグッズの一つを紹介します。
【ご注意!】
お食事中の方は、お食事を終えてからご覧ください。
目次
目的
店主が海外旅行先に選ぶ国は、東南アジアが主になります。途上国のトイレ事情は、日本の快適なトイレ事情に慣れてしまうと、なかなか厳しいものがあります。タイのバンコクにあるTerminal21というショッピングモールの公衆トイレには、なんとPanasonic社製の温水洗浄便座が使われています。初めて目にしたときは、驚きと感動のあまり、声を上げてしまいました。やるじゃん、バンコク。2010年のことです。
しかし、こんなすてきなトイレがどこにでもあるというわけではありません。ラオスでは、長距離バスの途中休憩で使えるトイレは、1,000~2,000キープを払って使える大衆食堂のトイレ。店によりますが、あまりきれいとは言えません。いえ、むしろきれいにしてくれている店の方が少ないかも。そして、乗客のリクエストや運転手の気分により、道の途中で停まり、車道横の草むらで大自然の中、開放感に包まれて用を足す、なんてことも珍しくありません。
今回はそんな劣悪に感じてしまうようなトイレも一変させる、すばらしいスグレモノを紹介します。
TOTO社製 携帯ウォシュレット
はじめてこの製品の存在を知った時は、驚愕しました。そして興奮のあまり、小躍りしたくなる衝動を抑えるのに必死でした。
店主がもしサクラだったら、こんな文章を書かずにはいれない。そんなスグレモノです。
☝ こちらは、ひとつ前のモデルです。
使い方
まず、電池を入れます。使用する電池は単三アルカリ電池です。TOTO社のHPを見ると、アルカリ電池専用となっています。
次に、本体底の部分にあるふたを開けます。
このふたを開けておかないと、空気が入らず、タンク部分がうまく広がらないのでご注意ください。
次に、本体をスライドさせてタンク部分を広げます。横に収納されているノズルを引き出します。
ノズル部分は、先端部をスライドさせることにより、水勢の強弱を選ぶことができます。上の写真は強です。
こちらの写真は弱です。
この部分から水を入れます。水道水でもちろん構いませんが、水道水が手に入らない場合やどうしても気になる方は、ミネラルウォーターを使うといいでしょう。
後は、ターゲットロックオン。このボタンを押すだけです。
波動砲発射用意。(本体をスライドさせて、ノズルを延ばしてください)
エネルギー弁閉鎖。 エネルギー(水道水)充填開始。
セイフティーロック、解除。(ふた閉めてね)
ターゲットスコープ、オープン。(ウォシュレットをお尻の後ろにもっていきます)
電影クロスゲージ明度20。(狙う場所をイメージします)
エネルギー充填120%(気合を入れてー)
対ショック、 対閃光防御。(お尻をやや浮かせた方がいいかも)
最終セイフティー、解除。(ボタンに手をかけてください)
波動砲、発射。(ポチっとな)
☝ こちらは、ひとつ前のモデルです。
まとめ
メリット
☆どんなに劣悪な環境のトイレでも、そこはウォシュレット。砂漠の途中に現れる楽園、オアシスに変わります。
☆ウォシュレットを使えるということは、トイレットペーパーの使用を最小限に抑えられるということ。途上国でなかなか手に入らない柔らかいトイレットペーパーを日本から持ち込む際、その量が少なくて済みます。
☆特にお腹の調子を崩したときに、この携帯ウォシュレットのあまりのありがたさに、神々しささえ感じてしまい、直視できなくなることでしょう。お腹の調子を崩したときに怖いのが、トイレが見つからないこと。そのため、できる限り用を足さないようにと、食べることを制限してしまいます。そうなると、せっかく訪れた旅先の美味しい料理を口にするチャンスを失ってしまうことになります。また、トイレットペーパーを大量に使ってしまい、お尻が切れてしまう恐怖もあります。せっかく持ってきたトイレットペーパーもなくなってしまい、運悪く新たなトイレットペーパーを入手できない時の恐ろしさといったら...
店主の友達が、昔カンボジアでみんなで仲良くお腹を壊してしまったそうです。そのときにトイレから出てきたある友達の一言。
「ふー。全部使ってもうた。芯まで使ったのは、生まれて初めてや。」
ちなみに、その芯まで使われてしまったトイレットペーパーは、この話を教えてくれた友達のものだったそうです。
「俺、次トイレに行くとき、どーすんの?」
結局どうしたんでしょうね?
この携帯ウォシュレットがあれば、こんな悲劇(本人たちにとっては)も生まれなかったでしょうに。
☆いつお腹を壊しても、そこにトイレがある限り快適なウォシュレットを使えるという安心感から、お腹を壊すことが怖くなくなる。だから、食べたいものを好きなだけ食べられる。
いえ、むしろお腹を壊すことが楽しみにさえなって...くるわけないですよね。すみません、調子に乗りました。
お腹を壊してしまったときは、十分な水分を塩分糖分とともに摂取してください。青年海外協力隊時代に教わったのは、スポーツ飲料水を飲むことがいいのですが、どうしても手に入らない場合は水に砂糖と塩を入れて摂取するとよいということでした。酷いときは命を失うこともあるので、決して侮ってはいけませんでした。
実際に使った感想として、水勢は強ならば十分、といったところでしょうか。水量は、普通なら足りなくなることはありません。どうしても足したいときは、海外のトイレはさすがです。便器から洗面台までがそれほど離れていないため、水を足すことは決して困難ではありません。
☝ こちらは、ひとつ前のモデルです。
他社製品
「携帯ウォシュレット」で検索をかけると、いろいろな製品がヒットします。
中には手動式ウォシュレット 100円!なんてものもありますが、店主のお薦めは、今回紹介したものと同じ電動式です。
安定した水量と水勢で洗うことができるからです。電池についても、単3アルカリ電池なら、途上国でも手に入れることができます。万が一の電池切れにも対応できます。店主は購入してから8年が経っていますが、まだ故障したことはありません。年に1,2回の海外旅行で使うだけですけれど。
ちなみに、東南アジアのトイレにはこのようなシャワーがついていることも多いです。
店主はずーっとこれを便器洗浄用のシャワーだと思っていたのですが、どうも東南アジア版ウォシュレットらしいです。今年の夏、店主も使ってみました。難しいです。というのは、水量がトイレによって各々違い、ものによっては、え?これほんまは便器洗浄用ちゃうん?というくらい激しい水勢で”黄門さま”を責めるのです。かと思えば、あまりにソフトすぎて、洗うというより濡らしているだけやんというものもある始末。そして、水が飛び散ってすごいことになっています。この飛び散った水がどんな水なのかは深く考えないことにして、東南アジア版ウォシュレットを使ってきれいに洗い流しておきました。
その点、電動式ウォシュレットなら大きく飛び散る心配もありません。本当によく考えて作られているな、そう思うスグレモノ、まさにクールジャパンなのです。
それでは皆さま、ぜひこのスグレモノを手にして、快適な旅をお楽しみください。
Panasonic社製 おしり洗浄機 ハンディ・トワレ ☟
KVVJVV 携帯ウォシュレット ハンディトラベルトイレシャワー ☟
TRIPLE TREE ウォシュレット小型 携帯洗浄器 お尻洗浄器 ☟
Timin 携帯ウォシュレット ☟
【注】これらの他製品は、店主が実際に使ったわけではないので、詳しいことは分かりません。また、使用する乾電池も単4型乾電池を使用するものもありますので、ご注意ください。
旅するように、暮らしたい。「MILESTO」
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